エゾシロチョウの幼虫・天敵・蛹
エゾシロチョウのメスは交尾後、幼虫の食草であるバラ科の樹木
の葉の裏側などに黄色い卵隗を産み付ける。
バラ科の樹木なら、ほとんどなんでも来いでサクラ、ボケ、リンゴ、
ナシ、ハマナスなど多岐に渡る。
孵化した幼虫は秋までに3令に成長し、越冬に備えて葉や小枝の
又などを利用し、糸を掛け巣を作る。
3令幼虫たちはこの越冬巣で集団越冬する。

左の写真は春、越冬から目覚め巣の外に出てきた幼虫たち
背面に黄色と黒の縦条がある毛虫タイプである


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 終令まで成長した幼虫から突然、からだを食い破りたくさんのうじ虫
 が出てくる。太っていた幼虫はみるみるしぼんで、死を迎える。
 こんなにたくさんのうじ虫が体内にいて、直前まで生きていたのが
 不思議だ。幼虫はとっくに死んでいて、体内のうじ虫が動いていた
 だけとすら思える。
 うじ虫は間もなく黄色い繭をつくる。寄生ばち(コマユバチ)である。










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無事、難をのがれた幼虫は枝などに糸でからだ
を固定する。
前蛹を経て、やがて黄と黒の斑模様の蛹へと
脱皮する。

左の写真の向って左側の幼虫が前蛹、右側が
脱皮したての蛹


蛹になってしばらくすると、赤く変色するものがでる。
これも寄生である。蛹のからだを食い破り、大きめのうじ虫が
出てくる。うじ虫は樹上から粘液を伸ばしてぶらさがり、地上
に落下して蛹化する。これは寄生バエである。








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